わたノート

わたの雑記ブログ

Radeonグラボの新旧同時使用で起きる不具合と対処法について(Fluid Motion Video)

はじめに

ゲーム用に使用中のPCで Fluid Motion Video(最新世代のゲーム用 Fluid Motion ではなく、旧世代限定の動画用 Fluid Motion)を使用するためにいろいろと試行錯誤したので、情報を共有します。

Fluid Motion Video の使用について

Fluid Motion Video を使用するには、対応のグラボが必要になります。これについては各自お調べください。最新世代では対応していません。

つまり、ゲーム用のPCでこの機能を使うためには、グラボを2枚刺す必要があるわけです。(Fluid Motion Video 対応グラボは世代が古く、性能が低いため)

不具合について

私は以前、Geforce の RTX 3060 を使用していましたが、このときは Fluid Motion Video 対応グラボを同時に使用しても特に問題は発生しませんでした。

ところが、グラボを Radeon の RX 7700 XT に変更したところ、以下の不具合が発生しました。

AMD Software: Adrenalin Edition が起動できない
・起動できるようになっても、「録画およびストリーム」タブを開くとフリーズする

これらの不具合は、ドライバの競合が原因だと思います。

不具合への対処法

これらの不具合を完全に解決することはできませんでしたが、対処法を見つけました。

それは、Fluid Motion Video を使用しないときは、デバイスマネージャーから対応グラボを無効化するという方法です。

これによってゲーム中は AMD Software: Adrenalin Edition を使用できるようになりました。

注意点

PCに無効化されたグラボが刺さっていると、Widevine のセキュリティレベルが下がるようです。

つまり、アマプラなどの動画ストリーミングサービスで高画質設定にできなくなります。

このため、そのようなサービスを利用する場合には Fluid Motion Video 対応グラボを有効化する必要があります。